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Wallpaper* magazineがHP Indigoテクノロジーを利用して、読者が自分だけのオリジナルの表紙をデザイン制作する機会を提供 

 
 

「私たちは読者に対し、
当社のブランドとのコラボレー
ションを 実体験するチャンス
を提供したいと考えました」

— Meirion Pritchard氏
アートディレクター
Wallpaper* magazine

編集コンテンツが最先端であるだけでなく、Wallpaper* magazineには細部まで行き届いた配慮が見られます。紙の重量感、マットな質感、そして精巧な画像と活字があいまって、Wallpaper*ブランドの本質である芸術的、現代的、そして美的なイメージを作り上げています。

ハイライト

  • Wallpaper* magazineは2010年8月号で、読者が自分だけのオリジナルの表紙をデザインする機会を提供しました。
  • カスタマイズされた表紙は
    HP Indigo 7000 Digital Pressで印刷されました。
  • オンラインで表紙をデザインした読者には、パーソナライズされた表紙のマガジンが郵送されました。


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Wallpaper* magazine
しかしその国際的なデザイン雑誌は、創造性を高めるためにはいかなる変化も恐れることはありませんでした。手作りをテーマとした2010年8月号で、Wallpaper*は雑誌の顔である表紙のデザインを読者に委ね、自分だけのオリジナルの表紙をデザインすることを提案しました。Wallpaper*は、印刷サービスプロバイダーのF.E. Burman社と提携し、HP Indigoデジタルテクノロジーと可変データ印刷を利用して、各購読者のためにオリジナルの表紙を制作しました。デザインした読者はその後、雑誌を郵送で受け取り、オリジナルの表紙のアートを目にすることができました。

「これは画期的な試みで、その反響は驚くべきものでした」と、出版ディレクターのGord Ray氏は言います。

抜群の品質を追い求める多くのデザイナー

Wallpaper*は既存の手作りの製品にスポットライトを当てるだけではなく、はるかに野心的な試みを行う機会をとらえました。

同誌では、じょうろの彫刻から、特注ブレンドのコーヒー、そして都会の農場を兼ねたアパートビルのデザインに至るまで、実にユニークな手作りのアイテムを委託しました。スタッフはデザイナーとメーカーにコンビを組ませて、両者が能力を最大限に発揮するチャンスを提供しました。そのコラボレーションの精神は、雑誌の読者にまで広がり、共通の認識が広がっていったのです。

Wallpaper*のアートディレクター、Meirion Pritchard氏は5人のグラフィックアーティストに、イメージ、パターン、テクスチャー、テキストのパレットのデザインを委託しました。これにより、読者はWallpaper*のWebサイト上で、パレットから選んだ素材を組み合わせて、8月号のために自分だけの表紙をデザインすることができました。FE Burman社のHP Indigo 7000 Digital Pressを使用した可変データ印刷は、この種のカスタマイズを可能にしただけではなく、各表紙がWallpaper*の厳しい印刷品質基準を満たしました。Pritchard氏は次のように言います。

Meirion Pritchard氏

「読者の皆さんには 想像力をフル活用させて、 大いに楽しんでいただきました。その結果、 読者は自分のデザインが印刷された プロ品質の作品を 手に入れることができました」



1つの号で22,000種類の表紙

8月号で特集する製品のためにデザイナーとメーカーのコーディネートを行うことは、ロジスティックス上、大きな課題となりました。しかも表紙をカスタマイズすることにより、問題はさらに複雑になりました。読者がデザインした表紙の雑誌を間違いなく本人に郵送するために、

Wallpaper*の購読、マーケティング、オンラインセキュリティ、編集、およびフルフィルメントの各部門のスタッフが連携する必要が生じました。

それは決して簡単な作業ではありませんでした。しかしRay氏は、カスタマイズした表紙の印刷自体は簡単だったと言います。Wallpaper*では従来のオフセット印刷機を使用して雑誌の大部分を印刷し、HP Indigo 7000 Digital Pressを使用して22,000部のカスタマイズした表紙部分を印刷しました。そのうち2,000部が読者のデザインによるもので、20,000万部が任意のデザインで制作したものでした。

「その品質は実に見事なものでした」と、Ray氏は言います。

これはWallpaper*だけではなく、自社のブランドイメージを正確に消費者に伝えられることを求める広告主にとっても不可欠なものです。Pritchard氏は次のように言います。

「間違いは許されず、 常に完璧が求められます。
そして私たちはそれを実行しています。色校正を見ると、デジタル印刷と従来の印刷にはまったく違いがありません」


挑戦は始まったばかり

手作りをテーマとした8月号は、読者、広告主、業界新聞などから驚くほどの好評を得ました。「予想以上の大成功でした」と、Ray氏。さらに

Wallpaper*は手作りをテーマとしたこの号で取り上げた各ブランドに対しても、カスタマイズした表紙を制作しました。その結果、多くのブランドから自社のプロモーション用に使いたいと、何百部もの追加コピーの要求を受けました。

カスタマイズした表紙の制作における各部署の緊密な連携の経験と、高品質の成果物を踏まえ、Wallpaper*のスタッフは将来の号でデジタル印刷テクノロジーを利用する新たな方法を検討しています。

Ray氏は次のように言います。

「当社は 印刷とオンラインとのギャップを埋めて、 両者の長所を生かすことを目指しています。 それがうまくいくことがわかった今、 次回はさらに大規模で質の高い試みを いかに実現するかを模索しています」

Gord Ray氏